人間は自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかし、それは考える葦である。
人間には二種類しかない。一つは、自己を罪人だと思っている義人であり、他の一つは、自己を義人だと思っている罪人である。
※義人(ぎじん)=利害を顧みず、正義を重んじる人。
人の性質は、いつまでも前のほうにのみ進めない。ひき汐あり、さし汐がある。
人間は天使でもなければ、獣でもない。しかし不幸なことは、人間は天使のように行動しようと欲しながら、獣のように行動する。
欠陥に満ちていることは、ひとつの悪であるが、欠陥に満ちていながら、それを認めようとしないのは、より大きな悪である。