セネカの名言
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人間が一人でもおれば、必ず親切にしてやる機会がある。
ある者は過去の記憶をむし返して、われとわが身をさいなみ続ける。ある者はまだ見ぬ罪におびえて、われとわが身を傷つける。どちらも愚かきわまることだ――過去はもはや関係がなく、未来はまだ来ぬ……。
何であれ伝え方や行ない方次第で、その事柄の価値そのものが大きく変わってくる。これは人の世話をする場合によく当てはまる。とげとげしい気持ちでいやいやながら世話をすれば、親切な行ないも固くなったパンみたいなものになる。「飢えた者は仕方なく食べるが、ともすると喉につかえる」というではないか。
あまりに多くのことをなし得る者は、自己の能力以上のことをなさんと欲す。
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