全力を尽くして生きよ。そうしないのは間違いだ。人生がある限りどんな生き方をしたって大して問題ではない。もし人生がなかったというのなら、一体何があったというのだ。私は年を取り過ぎた。この年になっては、もはや何を見ても楽しくない。失ったものは永久に帰ってこない。このことをはっきりと銘記するのだ。それでも人間には、まだ「自由」という幻が残されている。だから今の私のように、その幻さえ持てぬ人間になってはいけない。私は愚かすぎたり、こざかしすぎたりで、せっかく人生が楽しめる時をふいにしてしまった。そして今では、その時私の犯した過ちを犯さない限り、自分の好きなことをやるがよい。やらなかったのは私の間違いだった。生きよ!生きよ!
人と交際する時に一番忘れてならぬことは、相手には相手なりの生き方があるのだから、それが他人の人生をかき乱さないように、むやみに干渉しないことだ。
前のページ 次のページ