ウィリアム・ライアン・フェルプスの名言
Wikipedia
青年時代は人生で最も幸福な時代であるという信念は、誤った考えの上に成り立っている。最も幸福な人間は、最も味わい深い考え方をする人間のことである。だから人間は年を取るにしたがって、ますます幸福になっていく。
私は八歳の頃、ある週末に、ストラットフォードのリンゼイ叔母の所へ遊びに行ったことかある。夕方一人の中年の男の客が訪ねてきて、しばらく叔母と愛想よく話し合っていたが、やがて私を相手に熱心に話し始めた。その頃、私はボートに夢中になっていたので、その人の話がすっかり気に入ってしまった。その人が帰ると、夢中になってその人のことをほめた。「何てすばらしい人だろう!ボートがあんなに好きな人はめずらしいよ!」
すると叔母は、あの客はニューヨークの弁護士で、ボートのことは何も知らないし、ボートの話など、ちっとも面白くなかったのだと言った。「じゃあ、なぜ、ボートの話ばかりしたの?」「それは、あの方が紳士だから。あなたがボートに夢中になっているのを見抜いて、あなたの喜びそうな話をしたのです。気持ちよくあなたのおつき合いをしてくださったの」と、叔母は教えてくれた。
私は叔母の言葉を一生忘れなかった。
人生で成功者になるための主な条件は、仕事に対して日々に興味を新たにできること、仕事に絶えず心を打ち込めること、毎日を無意味に過ごさないことである。
前のページ      次のページ