デーヴィッド・グレーソンの名言
Wikipedia
今ここで征服できない時間は、永久に征服できない。今ここで楽しめない人生は、永久に楽しめない。今ここで賢明な生活を送らなければ、永久に賢明な生活はできない。過去はもはや存在せず、未来は誰にもわからないのだから。
私にとって人生の喜びは、自分がどんな人間であるかを感じ取るところにあると思われる。……私は人生の不満家を数人知っているが、みな自分とは違う者になろう、自分には無理なことをやろう、として骨を折っている。
満足感は、そして自分が役に立つ人間であるという気持ちは、自分自身を、われわれの心に描いているかっこいい理想像に合わせるために、さまざまな人物に仕立てようとしても、決して得られない。それには、人生そのものの豊富さの前に自分の身を任してしまうこと、つまり人生を自分の体の中に満ちあふれさせるのだ。この偉大な受容、偉大な謙譲さの当然の結果として、満足感が得られるのだ。
幸福とは、たいていの場合、勤勉の報酬であることがやっとわかった。美しいことを頭で考えたり、心に浮かべたりするだけで幸福になれると思ったら、大間違いだ。それなら「美」を食べてみるがよい!幸福の女神はちょっとやそっとのことでは訪れない。彼女に気に入られようと思えば、働くことだ。自分を顧みないで人のために尽くすことだ……。
一生懸命に体を働かせることは、実にすばらしい。もう何も考えなくなる。私はしばしば、黙々として長時間作業することがある。頭に浮かぶのは、ただ仕事を一心に続けることばかり、――鍬(くわ)をふり下ろす、地面から持ち上げる、頭の上にふりかざす――そしてまたふり下ろす。
それでも時折り――たいていの場合、まだ疲れを知らぬ午前中だが――突然、全世界が私の周囲にぱっと開いたような気持ちになることがある――その美しさ、その意味を感じ取っていると、何とも言えない幸福感が、しみじみと湧き起こってくる。真の満足とはこういう状態を指すのだろう。
前のページ      次のページ