たしなみの武辺は、生まれながらの武辺に勝れり。
※鍛えて得た能力は、生まれ持った能力よりも優れている。
自己満足に陥らぬ者は成長する。自分の考えが正しいという確信を持てぬ者のほうが、多くのことを学ぶ。
われわれの持つ可能性に比べると、現実のわれわれは、まだその半分の完成度にも達していない。われわれは、肉体的・精神的資質のごく一部分しか活用していないのだ。概して言えば、人間は、自分の限界よりも、ずっと狭い範囲内で生きているにすぎず、いろいろな能力を使いこなせないままに放置しているのである。
いつまでも無知のままでいたければ、きわめて簡単で効果のある方法がある。自分の取るに足らぬ意見と知識に満足しておればよい。
玉琢かざれば器を成さず、人学ばざれば道を知らず。
《琢(みが)かざれば》
※宝石も磨かなければ綺麗な器にならないように、生まれつきすぐれた才能を有していても、学問や修養を積まなければ立派な人間になることはできない。