欠陥に満ちていることは、ひとつの悪であるが、欠陥に満ちていながら、それを認めようとしないのは、より大きな悪である。
他人の悪を能(よ)く見る者は、己が悪これを見ず。

※人の欠点によく気が付く者は、自分の欠点に気付かないものだ。
人間は自分たちの話になると、まるで自分たちには小さな欠点だけしかないように語る。
われわれが小さな欠点を認めるのは、大きな欠点を持っていないと、人に信じさせるためである。
知は目の如し、百歩の外を見て、睫(しょう)を見るに能(あた)わず。

※目は遠くは見えても、まつ毛は見ることかできない。同様に、他人の欠点は眼についても、自分の欠点には気がつかない。