大将の要害は徳にあり。徳あるところ、天下これに帰す。
名将言行録 / 大谷吉継
すべての責任は私にある。
ハリー・S・トルーマン
人の上に立つ主人たるべき者は、不動明王と愛染明王のごとくあれかし。

※不動明王も愛染明王も忿怒(ふんぬ)の形相をしているが、その表情の内側は、人々を救済しようとする慈悲に満ち溢れ、愛情深い優しい心を持っている。人の上に立つ者のあるべき理想の姿である。
主将が官吏を選ぶのは当たり前のこと。官吏も主将を選ぶものだ。隣国と戦い、日頃、官吏を大事にせず、庶民に慈悲を掛けなければ、人は他国に去って、明主・良将を求めて仕えてしまう。官吏を愛し、庶民を慈しむは主将の当然の務めである。

※北条氏康が息子の氏政に対して言った言葉
私には、人の熱意を呼び起こす能力がある。これが、私にとっては何物にも代えがたい宝だと思う。他人の長所を伸ばすには、ほめることと励ますことが何よりの方法だ。上役から叱られることほど、向上心を害するものはない。私は決して人を非難しない。人を働かせるには奨励が必要だと信じている。だから、人をほめることは大好きだが、けなすことは大嫌いだ。気に入ったことがあれば、心から賛成し、惜しみなく賛辞を与える。
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