教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、自分のなかに残るものをいう。そして、その力を社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、自ら考え行動できる人間をつくること、それが教育の目的といえよう。
児孫の為に美田を買わず
※子孫のためにあえて財産は残さない。
父親が子供に語ることは世間には聞こえないが、彼の子孫には聞こえる。
その人を指導して欠点を直してやり、良い方向に向けてやろうと思う者が周囲にいないか。よろしい、私もあなたに賛成だ。おやりなさい。だが、まずあなた自身から始めてはどうか。まったく自己本位に考えれば、そのほうが他人の悪いところを直してやるより、はるかに利益がある。その上、危険もはるかに少ない。
ブラウニングは言った。「人間が内部から闘い始める時、彼は向上する」自分自身を完成させるには、おそらく今からクリスマスまでかかるだろう。その時がくればゆっくり休暇を楽しみ、そのあと来年いっぱいを、他人の欠点を直し、指導し、批判することに使えばよい。
人間が臨終に際して、子孫に熱狂的精神を伝えることができれば、無限の価値ある財産を残したことになる。