毎日毎日をきっぱりと終了せよ……。あなたは全力を尽くした。確かにへまもやったし、馬鹿なこともしでかした。そんなことはできるだけ早く忘れよう。明日は新しい日だ。明日をつつがなく、静かに始めるのだ。
満面にこぼれるような笑みをたたえ、肩をそびやかし、大きく深呼吸しながら歌の一節でも口ずさむことだ。歌でなくて口笛でもよい。口笛がだめなら鼻歌でもよい。――早い話が、幸福に酔いしれているように振舞いながら、同時に浮かぬ顔で沈み込んでいることは肉体的に不可能だということだ!
良心に照らして少しもやましいところがなければ、何を悩むことがあろうか。何を恐れることがあろうか。
私は貧乏と病気のどん底を生き抜いてきました。「あらゆる人にふりかかる悩みを、あなたはどうやって切り抜けてきたのですか」と尋ねる人があれば、私はいつもこう答えます。「私は昨日耐えました。今日も耐えることができます。そして明日のことは決して考えないことにしています」
ドロシー・ディックス
自分の扱っていないものを求めて悩むのは止めて、同じくらい熱心な気持ちで、自分のすでに扱っているものを楽しもうではないか。自分の最上の所有物を取り上げて、もしそれがなかったら、どんなに懸命に探し求めていたことか、考えてみることだ。