善悪をつくるもの、幸不幸をつくるもの、貧富をつくるもの、それは人の心である。
エドマンド・スペンサー
自分自身の存在を夢のように楽しむ者、あらゆるものを自分の心に照らして見、そして信念と希望を頼りに進む者、若かりし日の彼の行手を照らした星は、いまだに遠くから彼を見守り、いまだに俗世間の魂にその心を汚されていない者――そうした人間は何と幸福だろうか!
あらゆる階級を通じて、目立って気高い人は誰か。どんな長所を持っていても、つねに心の平衡を失わない人だ。
四季 《秋の部》 / ゲーテ
美しい顔が推薦状であるならば、美しい心は信用状である。
それで何をするであろうか / ブルバー・リットン
楼の上も埴生(はにゅう)の小屋も住む人の 心にこそは高き賤しき

※人に高い低いなし、心に高い低いあり。人間は立派な家に住んでいるか、みすぼらしい家に住んでいるかで決まるのではなく、貴賤は心で決まるのだ。

埴生(はにゅう)=粘土性の土の意。