「不可能」という文字は、愚か者の辞書にしか存在しない。
自分を激励する秘訣は、自分に向かってこう言い聞かせることだ。「自分と大して知能の違わない、ふつうの出来の人間でさえ、難問題を解決した者が数えきれないほどいるのに、自分にできないことがあるものか」
ウィリアム・フェザー
毎朝自分自身に励ましの言葉をかけるなんて、馬鹿馬鹿しい子供じみたことであろうか?そうではない。これこそ健全な心理学の神髄ともいうべきものだ。「われわれの人生はわれわれの思考によってつくられる」この言葉は十八世紀前にマルクス・アウレリウスが『自省録』に書いた時と同様、今日でも真理なのである。
自信は大事業を行うための一番の必要条件である。
もし不幸の暗雲が頭上に覆いかぶさってきたら、今の仕事を達成する自信がない、と思い込んでいるだけだから、この気持ちを克服すれば不幸も消え去る。
幸福は今現われたかと思えば、またすぐ消え去る――回転する灯台のようなものだ。一瞬あかあかと輝いたかと思うと、もう消え去って跡形もない。だがもし年がら年中輝いていたら、人の目には止まらない。